
野茂英雄
Hideo Nomo
- 生年月日:
- 1968年8月31日
- 所属歴:
- 成城工業高→新日本製鐵堺→近鉄バファローズ(1990-1994)→ロサンジェルス・ドジャーズ(1995-1998)→ニューヨーク・メッツ(1998)→ミルウォーキー・ブリュワーズ(1999)→デトロイト・タイガーズ(2000-)
- ドラフト:
- 1位(1989)
- 身長:
- 185 cm
- 体重:
- 89 kg
- 利き腕:
- 右投げ右打ち
- 守備位置:
- 投手
- タイトル:
- 最優秀勝率投手(1990);最優秀防御率投手(1990);最多勝利投手(1990-1993);最多奪三振投手(1990-1993)
- リーダー:
- 最多完封勝利投手(1991-1992)
- 表彰:
- 最優秀選手(1990);最優秀新人(1990);ベストナイン(1990=投手);沢村賞(1990);月間最優秀選手(1990=6月投手,1992=8月投手)
- 主要記録:
- シーズン与四球148(1993=パ・リーグ記録);ゲーム毎回与四球(1994);ゲーム与四球16(1994=プロ野球記録);イニング連続与四球5(1992=プロ野球タイ記録);シーズン三振奪取率10.99(1990=パ・リーグ記録);シーズン二桁奪三振21(1990=プロ野球記録);連続試合二桁奪三振6(1991=プロ野球記録);通算二桁奪三振70(=パ・リーグ記録);通算最多勝利投手受賞回数4(=パ・リーグタイ記録)
- オールスターゲーム出場:
- 1990-1994(1990-1993=ファン選抜)
- 開幕投手:
- 1993○,1994
- コメント:
- 高校2年の夏に完全試合を達成し、社会人では全日本のメンバーに選ばれて1988年のソウル・オリンピックに出場した。翌年秋のドラフト会議で史上最多8球団の指名を受け、抽選の結果、近鉄が交渉権を獲得した。近鉄に入って4試合目の登板となった1990年4月29日のオリックス戦で初勝利を挙げたが、この試合でプロ野球タイ記録の17奪三振をマークした。以後も剛速球とフォークを武器に4試合連続で二桁奪三振をマークするなど活躍し、その独特の投球フォームに対して「トルネード投法」というニックネームもつけられた。この年のオールスターゲームにはファン投票1位で出場、シーズンオフには沢村賞を含めて8つのタイトルを独占した。翌年以降も、最多勝利と最多奪三振のタイトルを4年連続で獲得、1991年には6試合連続二桁奪三振のプロ野球新記録を達成し、1994年までになんと70試合もの二桁奪三振を記録するなど「ドクターK」の名に恥じぬ圧倒的な活躍を続けた。しかし、三振をとる一方で四球も多く、1992年にはプロ野球タイ記録となる5連続与四球、1993年にはパ・リーグ史上最多のシーズン148与四球、1994年には毎回の16与四球(プロ野球新記録)で完投勝利を収めたりもした。また、1993年から2年連続して開幕投手をつとめたが、1994年には9回先頭打者まで無安打無得点試合を続けた(9回に初安打を許して降板、後続投手が打たれたため勝てなかった)。1994年のオールスターゲーム後、右肩痛で登録を抹消され、チームが優勝を争っていた後半戦を棒に振った。そのためシーズンオフの契約更改で球団側と対立し、大リーグへの移籍を希望して任意引退選手となった。翌1995年、大リーグのロサンジェルス・ドジャーズに入団し、5月2日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に先発して30年ぶりの日本人大リーガーとなった。そして6月3日のニューヨーク・メッツ戦で初勝利を挙げるとその後も勝ち続け、オールスターゲームにもナショナル・リーグの先発投手として出場した。9月30日のサンディエゴ・パドレズ戦で13勝目を挙げると同時にチームを地区優勝に導き、リーグ最多奪三振で新人王にも選ばれた。翌1996年4月13日には一試合17奪三振を記録、同年9月17日のコロラド・ロッキーズ戦では無安打無得点試合を達成した。その後も好投を続け、1997年まで3年連続して二桁勝利を挙げた。1998年は4月28日のミルウォーキー・ブリュワーズ戦で日本人大リーガー初の本塁打を放ったが、投球面では序盤から不調が続いたため、6月に日本人大リーガー初のトレードでメッツへ移籍した。さらに1999年には自由契約を経てブリュワーズへ移籍し、2年ぶりに二桁勝利を挙げて復活したが、同年オフにはFAを宣言してデトロイト・タイガーズへ移籍した。タイガーズでは2000年の開幕投手に指名され、みごと勝利投手となった。
| 打撃成績 |
| 年度 |
守備 |
試合 |
打数 |
安打 |
本塁打 |
打点 |
盗塁 |
打率 |
| 通算5年 |
投 |
139 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
- |
|
| 参考・大リーグ打撃成績 |
| 通算5年 |
152 |
316 |
48 |
1 |
19 |
0 |
.152 |
|
| 投手成績 |
| 年度 |
背番号 |
登板 |
勝利 |
敗戦 |
セーブ |
投球回 |
被安打 |
与四球 |
奪三振 |
自責点 |
防御率(順位) |
| 1990 |
11 |
29 |
18 |
8 |
0 |
235 |
|
167 |
109 |
287 |
76 |
2.91 |
(1) |
| 1991 |
11 |
31 |
17 |
11 |
1 |
242 |
1/3 |
183 |
128 |
287 |
82 |
3.05 |
(6) |
| 1992 |
11 |
30 |
18 |
8 |
0 |
216 |
2/3 |
150 |
117 |
228 |
64 |
2.66 |
(4) |
| 1993 |
11 |
32 |
17 |
12 |
0 |
243 |
1/3 |
201 |
148 |
276 |
100 |
3.70 |
(15) |
| 1994 |
11 |
17 |
8 |
7 |
0 |
114 |
|
96 |
86 |
126 |
46 |
3.63 |
|
| 通算5年 |
139 |
78 |
46 |
1 |
1051 |
1/3 |
797 |
588 |
1204 |
368 |
3.15 |
|
| 参考・大リーグ投手成績 |
| 通算5年 |
151 |
61 |
49 |
0 |
960 |
2/3 |
800 |
427 |
1031 |
408 |
3.82 |
|
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