西武近鉄
日付試合結果勝率順位勝差試合結果勝率順位勝差マジック
8/246-4.58020.01-4.5811-
8/256-3.5841-.58120.5
8/264-4.58420.09-8.5861-
8/276-3.5891-6-14.58021.0
8/283-1.5931-5-1.58421.0
8/2910-6.5981-4-1.58921.0
8/304-0.6021-3-5.58222.0
8/319-5.6061-2-1.58722.0
9/1.6061-1-1.58722.0
9/2.6061-4-8.58122.5
9/34-5.6001-6-6.58122.0
9/45-8.5941-12-3.58521.0
9/511-12.58820.012-11西.5891-
9/612-2.5921-2-12西.58321.0
9/73-7.58620.07-3西.5881-
9/83-7.58020.5.5881-
9/92-2.58020.5.5881-
9/10.58020.5.5881-
9/115-4.58420.56-5.5921-
9/12.58420.5.5921-
9/137-3.58820.0.5921-
9/146-2.5921-3-7.58621.0
9/157-11.5871-.58620.5
9/166-6.5871-.58620.5
9/17.58720.07-4.5901-
9/18.5871-2-3.58420.5
9/19.58720.03-0.5881-
9/208-1.5901-1-6.58321.0
9/216-7.5851-1-3.57721.0
9/221-3.5791-.57720.5
9/235-2.5831-0-5.57121.5
9/242-8.5781-3-6.56621.5
9/25.5781-.56621.5
9/263-4.5731-4-3西.57020.5
9/273-2.5771-2-3西.56521.5
9/281-1.5771-1-1西.56521.5
9/29.5771-7-3.56921.0
9/304-0.5801-6-0.57321.0近M10
10/1.5801-7-3.57720.5近M9
10/2.5801-3-13.57121.0西M6
10/33-5.5751-3-5.56621.0西M5
10/4.5751-6-4.57020.5西M5
10/52-3.5701-3-3.5701-
10/6.57020.56-3.5741-
10/75-5.57020.57-7.5741-近M3
10/86-1.5741-6-9.56920.5西M2
10/910-0.5781-2-4.56421.5西武優勝
10/108-7.5811-0-4.55922.5
球団名略号:西=西武、近=近鉄、急=阪急、ロ=ロッテ、日=日本ハム、南=南海
勝差は首位チームとのゲーム差

 1986年のペナントレースは、5月から首位を独走していた近鉄と、それを激しく追い上げる西武のマッチレースとなった。8月25日、ついに近鉄は首位の座を明け渡し、9月2日には2.5ゲームの差がついた。しかし近鉄はそこから盛り返し、9月5日からの直接対決に2勝1敗と勝ち越して首位を奪回、その後も激しく首位の入れ替わる熱闘が続いた。そして迎えた9月26日からの最後の直接対決3連戦は、勝ち越したほうが自力優勝のチャンスを残すという大一番だったが、結局1勝1敗1分となり、残り試合の多い2位・近鉄が優位に立った。ただし、この時点で3位・阪急と4試合を残していたため、マジックは阪急が星を落とした9月30日になってようやく点灯した。しかし近鉄は2日後に最下位・南海に敗れ、西武に自力優勝のチャンスが復活、マジック6が点灯した。ところがその西武もマジックが出てから連敗、10月5日に再びマジックは消滅した。この時点で西武と近鉄は同率首位に並び、残り試合のひとつ多い近鉄がやや優位に立った。

10月6日26回戦近鉄12勝12敗2分藤井寺球場(10,000人)
チームRHE投手リレー本塁打
ロッテ000002001390仁科-梅沢-伊藤優-井辺袴田9号
近鉄10102002X6140村田-石本新井12号
勝利村田14勝10敗セーブ石本8勝2敗32S
敗戦仁科9勝12敗試合時間2時間52分
勝利打点デービス13

 ロッテは近鉄に強い仁科時成、近鉄はこの年の勝利数ランキング2位・村田辰美を先発に起用した。近鉄は初回から打線が好調で、デービス淡口憲治の中前適時打でリードし、5回には新井宏昌の2ラン、8回にもダメ押しの2点を奪った。村田投手は5回まで好投したが、6回に押し出しと犠飛で2点を奪われ、9回にも先頭の袴田英利にソロを打たれたところで降板、リリーフ・石本貴昭が後続を難なく抑え、パ・リーグ新記録、プロ野球タイ記録となる40セーブポイント目を挙げた。
 これで近鉄は、この日試合のなかった西武を抜いて単独首位に立った。残り試合は両者ともに同一カード4連戦、相手は西武がロッテ、近鉄が阪急となっていた。

10月7日23回戦近鉄11勝10敗2分藤井寺球場(15,000人)
チームRHE投手リレー本塁打
阪急1300200017110山田-関口-原田ブーマー40号、弓岡6号
近鉄2110200017102柳田-加藤-住友-石本山下4号、デービス35号、淡口8号
試合時間3時間41分

 阪急は山田久志、近鉄は柳田豊、ともにベテラン投手を先発に起用した。阪急は初回にブーマーがソロ、2回には弓岡が3ランを放ってあっさりと近鉄先発の柳田をKOした。しかし近鉄も山下和彦、デービス、淡口の本塁打で応酬し、試合は6-6のまま9回を迎えた。9回表、阪急はデービスの悪送球で勝ち越したが、優勝に向けて負けられない近鉄もその裏、栗橋茂の適時打で同点に追いつき、結局引き分けに終わった。
 これで引き分けた相手・阪急が残り試合に全勝しても近鉄に追いつけなくなり、この日西武もロッテと引き分けたため、6日ぶりにマジック3が点灯した。

10月8日24回戦近鉄11勝11敗2分藤井寺球場(18,000人)
チームRHE投手リレー本塁打
阪急100104003991今井-森-谷-原田-アニマルブーマー41,42号
近鉄013000020693小野-加藤-佐々木-依田-住友-石本デービス36号
勝利アニマル5勝3敗17S
敗戦石本8勝3敗32S試合時間4時間29分
勝利打点山森1

 阪急はベテラン今井雄太郎、近鉄はこの年の勝利数ランキング2位・小野和義を先発に起用した。近鉄は初回に1点を先行されたものの、3回までにデービスの本塁打などで4点を奪って逆転した。ところが小野が中盤、ブーマーに2本塁打を浴びるなどして再逆転を許し、あっさりとマウンドを降りた。近鉄は8回に執念で追いついたものの、直後の9回表、守護神・石本が代打・山森雅文に勝ち越し打、弓岡敬二郎にも2点二塁打を打たれ、力尽きた。3失策すべてが失点に絡んだのが最大の敗因だった。また、この試合が15連戦の13試合目ということで、チーム全体に疲労がたまっていたことも否定できない。
 この日西武がロッテに6-1で快勝したため、近鉄は首位から転落、マジックも西武に移ってわずか2、優勝が一気に遠のいた。こうなると残り2試合に全勝して、ロッテの意地に期待するほかなくなった。

10月9日25回戦近鉄11勝12敗2分藤井寺球場(20,000人)
チームRHE投手リレー本塁打
阪急2001000014100星野-アニマル福良12号、石嶺33号
近鉄000100001261小山-村田金村23号
勝利星野9勝7敗セーブアニマル5勝3敗18S
敗戦小山5勝2敗試合時間2時間58分
勝利打点福良5

 阪急は軟投左腕・星野伸之、近鉄はここまで8試合に登板して5勝を挙げている小山昌男を先発に起用した。阪急は初回、福良淳一のソロと右翼手・グリーンの失策で2点を先制、4回には石嶺のソロで3点をリードした。優勝へ向けて後のない近鉄だったが、星野投手のスローカーブに苦しみ、4回裏に併殺崩れで1点を返すのがやっと。1-4で迎えた9回に金村義明のソロが出て2点差となったが、アニマルに後続を断たれて試合終了、この日西武がロッテに10-0で圧勝したため、129試合目で優勝の望みを絶たれた。

1986年10月9日現在の上位2チームの成績
順位チーム試合勝利敗戦引分勝率勝差残り試合
1西武129674913.578-ロッテ1
2近鉄129665112.5641.5阪急1

 10月10日、優勝の可能性が消え、単なる消化試合となった最終戦には、最後まで優勝を信じて応援を続けてきた熱心なファンたちが集まった。試合には0-4で敗れたものの、今季の健闘をたたえ、来季の優勝を期待する声援が球場にこだました。


                   
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