西武近鉄
日付試合結果勝率順位勝差試合結果勝率順位勝差マジック
8/26.61221.0.6221-
8/277-7.61221.52-1.6261-
8/287-4.61621.55-1.6301-
8/298-4.62021.55-3.6341-
8/306-0.62421.56-2.6371-
8/3110-0.62721.54-2.6411-
9/16-6.62722.05-4.6441-
9/2.62721.52-8.6381-
9/35-1.63121.55-4.6421-
9/4.63122.09-0.6451-
9/5.63121.53-4.6391-
9/65-0.6351-0-5西.6332-0.5
9/74-2.6381-2-4西.62720.5
9/84-3.6421-3-4西.62221.5西M17
9/9.6421-.62221.5西M17
9/10.6421-1-4.61622.0西M16
9/111-1.6421-2-0.61921.5西M16
9/124-2.6451-.61922.0西M15
9/13.6451-.61922.0西M15
9/14.6451-4-0.62321.5西M15
9/152-0.6481-4-3.62621.5西M14
9/169-2.6511-.62622.0西M13
9/173-2.6551-13-0.62922.0西M12
9/183-8.6491-.62921.5
9/19.6491-.62921.5
9/20.6491-.62921.5
9/218-1.6521-1-8西.62422.5西M10
9/222-3.6461-3-2西.62721.5西M10
9/235-5.6461-5-5西.62721.5西M9
9/24.6461-.62721.5西M9
9/256-1.6491-6-5.63021.5西M8
9/26.6491-6-7.62522.0西M7
9/27.6491-2-2.62522.0西M6
9/283-2.6521-4-8.62023.0西M4
9/290-5.6471-0-4.61523.0西M3
9/30.6471-.61523.0西M3
10/1.6471-5-8.61023.5西M2
10/21-0.6501-.61024.0西M1
10/313-1.6531-.61024.5西武優勝
以下省略
球団名略号:西=西武、近=近鉄、オ=オリックス、日=日本ハム、ダ=福岡ダイエー、ロ=ロッテ
勝差は首位チームとのゲーム差

 1991年のペナントレースは、序盤から西武がハイペースでとばし、6月5日には2位・近鉄に9.5ゲームの大差をつけた。ところがその後、西武が6連敗などで足踏みする間に、近鉄が一気に追い上げてオールスター前に首位へ浮上、2.5ゲーム差をつけて折り返した。後半戦は近鉄、西武ともほとんど負けないマッチレースの様相を呈したが、近鉄には8月27日から13連戦という過酷な日程が待っていた。
 近鉄は13連戦の前半6試合を全勝、10試合を8勝2敗で乗り切ったが、西武もこの間5勝2分でぴたりとついて離れず、9月6日からの藤井寺直接対決3連戦を迎えた。しかし2日休んで試合に臨む西武と、13連戦の11試合目となる近鉄では、選手の疲労度に大きな差があり、近鉄は初戦を落として首位から転落、続く2試合にも連敗して西武にマジック17を点灯されてしまった。優勝を争う2チームが下位チームにほとんど負けない状況の中で、明暗を分ける最大のポイントは直接対決なのに、その大事な3連戦を残暑厳しい時期の13連戦の最後に入れた日程編成には大いに疑問が残る。ましてや13連戦開始前の残り試合数は両チーム同じであり、近鉄が無理に連戦を戦う必要もなかった。
 マジック点灯後、近鉄は4勝1敗のペースで追いかけたが、西武もこの間4勝1分で連勝を12まで伸ばし、差は全く詰まらなかった。しかし直接対決直前の9月18日に西武が敗れたため、マジックは消滅、9月21日からの最後の直接対決3連戦に近鉄は優勝の望みをつないだ。

9月21日24回戦西武14勝10敗西武球場(26,000人)
チームRHE投手リレー本塁打
近鉄000000001186野茂-佐藤
西武01011041X8100平野3号
勝利郭14勝6敗
敗戦野茂16勝11敗1S試合時間3時間37分

 3連戦に3連勝したい近鉄はエースの野茂英雄、マジックを再点灯させたい西武は近鉄キラーの郭泰源を先発に起用した。西武は2回、三塁手・金村義明のエラー絡みで先制、5回には、安達俊也が遊ゴロをそらして内野安打とした後、デストラーデの適時二塁打が飛び出すなど、近鉄守備陣の自滅という形で3-0とリードした。そして7回には、秋山幸二の当たりが近鉄外野陣の緩慢な守備で三塁打となり、石毛宏典のスクイズを野茂がお手玉、さらに安達のダブルエラー、金村のこの日2つ目のエラーも飛び出して、この回わずか1安打ながら4失策で4点、勝負は決まった。近鉄は打っても拙攻続きで郭をうち崩せず、9回に古久保健二の適時打で完封を逃れるのが精一杯だった。
 これで西武にマジック10が再点灯、近鉄の自力優勝は消滅し、残り2試合の直接対決に連勝して西武の取りこぼしを待つしかなくなった。

9月22日25回戦西武14勝11敗西武球場(50,000人)
チームRHE投手リレー本塁打
近鉄020000001371小野石井18号
西武001100000271工藤-鹿取
勝利小野12勝4敗
敗戦鹿取6勝1敗8S試合時間3時間18分

 あとのない近鉄は開幕から10連勝を飾った小野和義、西武はこの年の最優秀勝率投手・工藤公康を先発させた。近鉄は初回、石井浩郎の2ランで先制したが、3回に清原和博、4回には辻発彦に適時打を打たれて同点とされた。その後両投手がよく踏ん張り、2-2のまま9回を迎えた。西武は8回から登板していた無敗のリリーフエース・鹿取義隆が二死をとったが、そこから大石大二郎、代打・新井宏昌に連打を許し、続くリードの右中間二塁打でついに勝ち越し点を奪われた。小野は結局、7安打されながらも粘りの投球で完投勝利を挙げ、優勝への望みをつないだ。

9月23日26回戦西武14勝11敗1分西武球場(50,000人)
チームRHE投手リレー本塁打
近鉄0020110100580佐々木-山崎-加藤哲-清川-佐野石井19号、大石6号、安達1号、トレーバー28号
西武00003000205100石井-潮崎-横田-渡辺智安部3号、田辺9号、辻8号、鈴木健1号
試合時間4時間23分

 近鉄は佐々木修、西武は石井丈裕、ともに三番手以下の投手の先発で、打撃戦となった。先手をとったのは近鉄、3回に石井、大石、5回には安達のソロが出て3点をリードしたが、5回裏、西武も安部理、田辺徳雄、辻の3発で追いついた。近鉄はここで山崎慎太郎を投入して流れを断ち切り、続く6回、トレーバーの適時打で再び勝ち越した。そして7回裏、山崎が一死一三塁のピンチをしのぐと、直後の8回表、トレーバーがソロを放って2点差とした。しかし勝利目前の9回裏、山崎が走者一人をおいて代打・鈴木健にプロ入り初本塁打を打たれ、一瞬にして追いつかれてしまった。延長10回の一死一二塁のチャンスも、金村、鈴木貴久が凡退して無得点に終わり、そのまま時間切れ引き分け、近鉄にとっては負けにも等しい引き分けだった。

1991年9月23日現在の上位2チームの成績
順位チーム試合勝利敗戦引分勝率勝差残り試合
1西武11973406.646-11
2近鉄12174443.6271.59

 これで直接対決がすべて終わり、近鉄は残り9試合に全勝すると83勝44敗で勝率.654となる。西武は9勝2敗でこれを上回ることができるが、残り試合の相手がすべて下位チームであることを考えると、この数字は決して難しいものではない。

1991年10月3日現在の上位2チームの成績
順位チーム試合勝利敗戦引分勝率勝差残り試合
1西武12477416.653-6
2近鉄12775484.6104.53

 直接対決の後、優勝を確信して勢いづいた西武は4勝1敗、優勝をあきらめた近鉄は1勝4敗1分で、10月3日にはあっさりと決着がついた。西武はその後4勝2敗、近鉄は2勝1分で、ゲーム差は4.5のまま全日程を終了した。


                   
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